夜中に目が覚める人が多い本当の理由
夜中に目が覚める。
一度目が覚めると、そこから眠りが浅くなる。
朝起きても、どこか疲れが残っている。
こうした悩みを持つ方は、実はとても多いです。
睡眠に関する悩みを数値的に見てみると、
1)成人の約5〜7割が何らかの睡眠の不満(寝つきが悪い/中途覚醒/熟睡感がない など)を抱えている
2)日本人の平均睡眠時間は世界ワーストレベル(理想とされる7〜8時間に対し、6時間未満で推移している人が多数)
つまり、「よく眠れている人のほうが少数派」とも言える状態です。
それでも多くの方は、
「年のせいかな」
「仕事が忙しいし仕方ない」
「水分を多くとったせいかも」
と、深刻に捉えないまま何年も同じ睡眠状態を続けてしまいます。
睡眠は「脳と体のクリーニング&アップデート(更新)時間」です。
いかに質のいい睡眠を適切な時間とるかが、体の健康の上でもメンタルの安定の上でも大切なこと。

それに対して、睡眠で悩んでいる人に向けて解決策として多いのは、
- 睡眠ドリンクやリラックス系飲料などの「一時的な緩和」
- 枕・マットレス・パジャマなどの「環境改善」
です。もちろん、これらで睡眠問題を解決できる方もいます。
でも私が栄養カウンセリングの現場で感じるのは、
「環境を整えても変わらない」
「その場は眠れても、根本的には改善しない」
という方もまた多いこと。
分子栄養学の視点で見ると、夜中に覚醒しやすい方の多くに共通するのは
睡眠そのものより、“体の状態”の問題なんですね。
具体的には、
- 自律神経が交感神経優位のまま
- 夜間に血糖値が下がりすぎている
- 神経を鎮める栄養が不足している
体が「緊張モード」から抜けられていない状態です。
この状態では、体は眠っているつもりでも脳は完全に休めていません。
結果として、
✔ 夜中にふと目が覚める
✔ そこから眠りが浅くなる
✔ 朝、疲れが残る
という流れが繰り返されます。
「朝起きた時から疲れている…」そんな状態に心当たりのある方、多いのではないでしょうか。
そんな時、まず最初に整えるべきなのは「身体の栄養状態」だと感じています。
では、夜中覚醒タイプの方は
どんな栄養を意識するとよいのでしょうか?
次回で具体的な栄養と食材をお伝えします

管理栄養士/矢部まり子

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