夜中覚醒を減らすための栄養と食材
夜中に目が覚めやすい方に共通するのは、
「眠れない」のではなく眠りを支える材料が足りていないこと。
分子栄養学では、睡眠は「気合」や「環境」ではなく体内でつくられる生理現象と考えます。
ここからは、
夜間覚醒タイプの方に特に意識してほしい栄養素です。
① マグネシウム
神経の興奮を鎮め、体をリラックスさせるミネラル。
〈食材〉
海藻類、豆腐、ナッツ、にがり、硬水のミネラルウォーター(コントレック〇など)
食事だけでなく、エプソムソルト入浴やマグネシウムバームも取り入れやすい方法です。

② タンパク質
夜間低血糖を防ぎ、睡眠の安定に関与。
〈食材〉
卵、魚、豆腐、納豆
「夜は軽めに」が習慣の方ほど、実は不足しやすいポイントです。

③ ビタミンB群(特にB6)
睡眠ホルモンの材料づくりをサポート。
〈食材〉
豚肉、卵、玄米
※消化力が弱い方には玄米は無理におすすめしません

④ カルシウム
神経の過剰な興奮を抑える働き。
〈食材〉
小魚、青菜、大豆製品

摂るタイミングの目安は夕食〜就寝2時間前までがひとつの目安です。
そして、夜中覚醒タイプに欠かせない「グルタミン」
グルタミンは、肉・魚・卵・大豆など、タンパク質食品に含まれています
- 血糖が下がりすぎた時の糖新生の材料
- 腸・脳のエネルギー源
- 神経の安定(GABA産生の土台)
- ストレス・風邪・飲酒時に大量消費される
特に、「夜中に血糖が落ちて起きてしまう」タイプの方には相性のよい栄養素です。
夜間覚醒タイプには、マグネシウム+グルタミンは王道の組み合わせ。
頑張って食べる必要はありません。
「眠るための材料を、少し補う」
それだけで、
夜中の覚醒が減る方も少なくありません。
高価な寝具よりも、一時的なドリンクよりも、
身体の中から整えることが、実は一番安上がりで根本的。
「こんなことで変わるの?」
そう感じる方が多いのが栄養療法の面白さです。

これからも、睡眠・疲労・自律神経を整えるヒントを分かりやすくお伝えしていきます。
同じ悩みを感じている方は、ぜひ一緒に整えていきましょう🌿
管理栄養士/矢部まり子

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