40代から一気に老ける人と、そうでない人
その違いは「ある栄養素の不足」にあります
「もう年なので……」
栄養カウンセリングの現場で、
40代以降の方からこの言葉を聞くことは少なくありません。
けれど、分子栄養学的な視点で見ると、
40代で一気に老けた印象になる人と
年齢のわりに大きな変化が見られない人には、
はっきりとした違いがあります。
それは、
見た目やメンタルを保つための栄養が、慢性的に不足しているかどうかです。
40代に起こる体の変化
40代に入ると、体の中では複数の変化が同時に起こります。
- 女性ホルモンの変化
- ストレスへの耐性の低下
- 回復力の低下

この時期、体は無意識のうちに
「生きるために必要な機能を最優先する状態」になります。
つまり、
→肌や髪よりも生命維持
→メンタルの安定よりも最低限のエネルギー確保
が優先されやすくなるのです。
その結果として、
- 肌のハリがなくなる
- 疲れが抜けにくくなる
- イライラしやすくなる
といった、いわゆる「老け見えサイン」が一気に表に出てくることがあります。
40代からのアンチエイジングで大切なこと
40代から意識したいのは、
「若返ること」よりも これ以上、体を消耗させないこと です。
栄養指導に長く携わり、多くの不調相談を受ける中で、
老化が急に進んだと感じている方ほど、同じような栄養の不足が重なっているケースが多く見られます。
では、40代以降、どのような栄養をどのように意識すればよいのでしょうか。
特に優先したいポイントがあります。
① たんぱく質

たんぱく質は、
肌・髪・ホルモンなどの材料になります。
「食べているつもり」でも、
量が足りていなかったり、
消化・吸収がうまくいっていない方も少なくありません。
② 鉄・亜鉛などのミネラル

これらのミネラルは、
- 疲れやすさ
- イライラ
- 集中力の低下
と深く関わっています。
甘いものが増えている場合、
体からのサインとして現れていることもあります。
③ エネルギー不足を招かない食べ方

食事量を減らしすぎると、
体は一気に「省エネモード」に入り、
回復よりも消耗が進みやすくなります。
まずは、
しっかり食べて回復できる体の土台づくりが大切です。
よくある栄養のつまずきポイント
40代以降の栄養相談で、よく見られるのが、
- サプリメントだけで何とかしようとする
- カロリーを過度に避ける
- 流行の健康法を断片的に取り入れる
といったケースです。
栄養は、毎食・毎日の積み重ねで体に影響します。
正しく満たせば、体はきちんと応えてくれる
必要な栄養が適切に満たされることで、
- 疲れにくさ
- 肌や髪の状態
- メンタルの安定感
に変化を感じる方も少なくありません。
40代以降の体は、「もう遅い」のではなく、
整え方を変えるタイミングに入っているだけです。
今後も、こうした栄養の考え方や実践のポイントを発信していきます。
最近「一気に老けたかも」と感じている方は、
ぜひ引き続きチェックしてみてくださいね。
「私の場合どうなんだろう?詳しく知りたい」という方は、
矢部まり子によるパーソナル栄養相談も行っております。
管理栄養士 矢部まり子
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